戦慄の食卓
ある日、というより昨日(9月29日)の夕食の事でした。
大学の講義をサボった終えた後、師匠と駄弁ったり買い物したりして帰宅。
時刻は既に7時を回っていて、俺の腹はもはや悲鳴に近いものを上げていました。
とりあえず早く飯を食べさせてくれー、と要求すると見事に食卓にナイスな飯共が並びます。
いたって普通な食事風景でした。
コレさえなければ。
母上…一体コレは何をしたらこげな色になるとですか?
以下母上の解答。
あー、紫芋だってこと斬るまで解らなくてねー。
もったいないしめんどくさいからそのまま入れたのよー。
ううむ…さすがというかやはりというか、
俺 の 母 親 で す ね 。
しかし、コレ美味しいことは美味しいんですが、見た目が…('A`)
紫芋の色素が、人参以外の全てのモノに入っています。
大根と玉葱はまだわかるけど、肉も紫色になってるよママン。
しかもスープに入ってるもの全部に紫芋の味が浸透している…
普通の芋ならこういう風にはならんのだが…恐るべし紫芋。
ほら見てみて!底の方が綺麗な色してる!(母)
母は自分の失敗を認めたくないというか、どうにか必死に長所を探している模様です。
そして翌日。
完全に浸透してる…( ゜д゜)
もはや、完璧に具の区別がつきません。
目の前には、紫色の食べれる塊と飲める液体が食器に入って鎮座なさっています。
というか、これは料理の具の色ですか?
どっちかというと絵の具の色ですが。
母
「ほら!具を食べるまで何かわからないから面白いでしょ!
あと底が(ry」
我が家はこんなネジがぶっ飛んだ愉快な家庭です。
この親にしてこの子あり、とはよく言ったもので。
2005/9/30執筆
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